2021.03.29
サステナビリティ

令和2年度「おおさかストップ温暖化賞」知事賞を受賞

 小野薬品工業株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:相良 暁、以下、当社)は、この度、当社の水無瀬研究所が温室効果ガスの排出を排出量ベースおよび原単位ベースで削減し、温暖化防止等の対策において最も優れた取り組みを行った事業者として、大阪府が主催する令和2年度「おおさかストップ温暖化賞」知事賞を受賞しましたのでお知らせします。

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 当社は、環境への取り組みの指針として定めた「環境グローバルポリシー」に基づき中長期環境ビジョン「Environment Challenging Ono Vision (ECO VISION 2050)」を策定し、その中で事業活動に伴って排出される温室効果ガスを2050年度までにゼロにする目標を設定しています。また、環境に対する企業の社会的責任を認識し、事業活動の全分野において環境に配慮した活動をすすめ、持続可能な社会、豊かな地球環境の実現を目指しています。さらに、気候変動が事業に及ぼす影響を分析するとともに、脱炭素社会の実現に向け積極的に取り組んでおります。
 今後も当社は、革新的な医薬品の創出によって社会に貢献するとともに、持続可能な社会の実現に向け取り組んでまいります。

温室効果ガス削減実績(当社水無瀬研究所:令和元年度)

 削減率(原単位ベース) 9.0%(平成30年度比)

受賞理由

 LED照明や太陽光発電システムをはじめ、低風量型(プッシュ・プル型)超高速VAV(可変風量)式局所排気装置やインバーター式モジュールチラーの導入など、省エネ・省CO2化が難しい研究・実験施設において先進的かつ継続的に取り組みを進めている。また、供給される電力の一部を再生可能エネルギー由来のCO2フリー電力に切り替えて、大幅なCO2削減を達成している。さらに、研究部門や管理部門の各代表者による会議にて、エネルギー使用量等の情報を共有するとともに、環境委員会での全社的なエネルギーマネジメント体制についても他の模範となる取り組みが評価された。

おおさかストップ温暖化賞

 「大阪府温暖化の防止等に関する条例」に基づき、事業活動で排出される温室効果ガスや人工排熱の抑制並びに電気の需要の平準化(以下、「温暖化防止等」という。)について、他の事業者等の模範となる特に優れた取り組みをした者を表彰し、その取り組みを広く公表することにより、温暖化防止等に関する事業者等の意欲を高めるとともに、対策の一層の普及を図るものです。