CORPORATE
REPORT
2023コーポレートレポート オンライン版
企業理念
病気と苦痛に対する
人間の闘いのために
小野薬品は1717年の創業以来300年以上にわたって、患者さんの健康を願い邁進してきました。
革新的な医薬品の創製に向け、現在もたゆまぬ挑戦を続けています。
メッセージ・座談会
価値創出を支える強み持続可能な成長を実現するために、重要な経営資源と
その強化に向けた取り組みをご紹介します。
革新的な新薬の創製に向け、先進的なアカデミアやバイオベンチャーなどとの
オープンイノベーションを積極的に進めています。
がん、免疫、神経、スペシャリティの各領域での創薬により、
一人でも多くの患者さんに貢献することを目指しています。
注)個別に記載のないものはすべて2022年度
患者さん本位の視点を大前提に、革新的な新薬の創製、
製品価値の最大化に取り組んでいます。
患者さん、医療現場からの声を全社で共有し、
患者さんとそのご家族のウェルビーイングの実現を全社一丸となって推進していきます。
注)個別に記載のないものはすべて2022年度。市場売上およびクラス内シェアの順位は外部データ。
革新的な医薬品を生み出す研究開発型企業として持続的に成長するために、企業を支える人財の育成・採用を加速しているほか、高い従業員エンゲージメントを実現する組織風土・カルチャーの醸成に取り組んでいます。
※1 次世代経営人財、グローバル人財、デジタル人財、中核的なイノベーション人財
※2 社員が学習・経験したことを実践に結び付ける自発的な挑戦の場
注)個別に記載のないものはすべて2022年度
経営戦略とマテリアリティへの取り組み
経営の重要課題を18のマテリアリティに組み込み、
成長戦略および価値創造に向けた幅広い施策を推進しています。
経営戦略
マテリアリティ
価値創造
革新的な医薬品の創製によって、患者さんへ新しい価値を提供することが、わたしたちの使命です。
研究開発の強化や、パイプラインの拡充、より多くの患者さんに薬を届けるための欧米自販体制の構築、当社の強みを生かした事業ドメインの拡大など、企業と社会にとっての重要な価値の創造に取り組んでいます。
- 1革新的医薬品の創製
- 2パイプライン拡充
- 3製品価値最大化
- 4欧米自販の実現
- 5事業ドメインの拡大
価値創造のための基盤
当社が持続的に成長し、革新的な医薬品をはじめとする価値を社会に提供していくために、価値を創造する基盤が重要です。
当社ではその基盤を、企業変革に資するデジタル・IT、成長の原資となる財務資本の強化、グローバルスペシャリティファーマの実現に貢献する人的資本の拡充、製薬企業として欠かせない知的財産戦略、企業成長の生命線ともいえるオープンイノベーションをはじめとする外部とのパートナーシップを掲げており、各項目の確立に注力しています。
- 6デジタル・ITによる企業変革
- 7財務資本の強化
- 8人的資本の拡充
- DE&I 座談会
- 9知的財産戦略
- 10オープンイノベーション
- 11多様なパートナーシップの促進
価値の保護
製薬企業として創造し、培ってきた価値を守る取り組みも重視しています。
創製した革新的な新薬を多くの患者さんに届けるうえで、製品の信頼性と安全性の確保、安定供給体制は欠かせません。また、サプライチェーンや人権、コンプライアンス、地球環境の保護についても、企業活動のうえで大前提となるものです。
さらなる企業成長に向けて、こうした取り組みも着実に進めていきます。
- 12製品の信頼性と安全性の確保
- 13製品の安定供給
- 14地球環境の保護
- 15人権の尊重
- 16法令遵守とコンプライアンスの徹底
- 17サプライチェーンマネジメント
- 社会貢献活動
コーポレート・ガバナンス
企業価値の向上と、持続的な成長を実現するには、取締役会および監査役会の機能強化を中心としたコーポレート・ガバナンスの充実が欠かせません。
取締役会、監査役会においては、さまざまな施策により、実効性の向上に努めているほか、取締役、監査役の多様性の確保、報酬制度の改革なども進め、強固なガバナンス体制の構築に取り組んでいます。
- 社外役員座談会
- 取締役・監査役
- 18コーポレート・ガバナンスの向上
- リスクマネジメント