2026年第3四半期決算
業績の概況【コアベース】
売上収益は、前年同期比225億円(6.0%)増収の3,970億円となりました。
- 国内製品売上
- 海外製品売上
- ロイヤルティ・その他
抗悪性腫瘍剤「オプジーボ点滴静注」は、競争環境の激化等により、前年同期比で68億円(7.1%)減収の892億円となりました。
糖尿病、慢性心不全および慢性腎臓病治療剤「フォシーガ錠」は、12月に後発品が参入したものの、参入前までは慢性心不全および慢性腎臓病での使用が拡大したことにより、前年同期比39億円(5.7%)増収の727億円となりました。
その他の主要製品では、関節リウマチ治療剤「オレンシア皮下注」は210億円(前年同期比1.0%増)、2型糖尿病治療剤「グラクティブ錠」は104億円(同28.9%減)、抗悪性腫瘍剤「ベレキシブル錠」は92億円(同12.3%増)、パーキンソン病治療剤「オンジェンティス錠」は69億円(同16.6%増)、血液透析下の二次性副甲状腺機能亢進症治療剤「パーサビブ静注透析用」は69億円(同5.1%増)、多発性骨髄腫治療剤「カイプロリス点滴静注用」は60億円(同12.9%減)となりました。
デサイフェラ社が販売する消化管間質腫瘍治療剤「キンロック」の売上は前年同期比113億円(65.1%)増収(前年は6か月分(7月~12月)の売上)の286億円、腱滑膜巨細胞腫(TGCT)治療剤「ロンビムザ」の売上は54億円となりました。
ロイヤルティ・その他は、ブリストル・マイヤーズ スクイブ社などからのロイヤルティ収入が増収したことにより、前年同期比115億円(9.7%)増収の1,292億円となりました。
コア営業利益は、前年同期比186億円(19.1%)増益の1,163億円となりました。
- 売上原価は、前年同期とほぼ同額の832億円となりました。
- 研究開発費は、研究に係る費用が減少した一方、デサイフェラ社の研究開発に係る費用を前年度は6か月(7月~12月)、当年度は9か月(4月~12月)計上していることなどにより、前年同期比12億円(1.1%)増加の1,046億円となりました。
- 販売費及び一般管理費(研究開発費を除く)は、経費効率化を推進している一方、デサイフェラ社の事業運営に係る費用を前年度は6か月(7月~12月)、当年度は9か月(4月~12月)計上していることなどにより、前年同期比26億円(2.9%)増加の928億円となりました。
親会社の所有者に帰属するコア四半期利益は、税引前四半期利益の増益に伴い、前年同期比135億円(17.6%)増益の900億円となりました。
業績の概況【IFRS(フル)ベース】
コアベースの売上収益から調整はありません。
主な調整項目は以下のとおりであります。
- 売上原価は、デサイフェラ社買収に係る無形資産などの償却費を前期は91億円、当期は190億円を調整しています。また、公正価値評価された棚卸資産の費用化分を前期は105億円、当期は64億円を調整しています。
- 研究開発費は、前期に無形資産に係る減損損失35億円などを調整しています。
- 販売費及び一般管理費(研究開発費を除く)は、前期にデサイフェラ社の買収に係る費用30億円などを調整しています。
- その他の費用は、当期に確定給付企業年金制度の一部について、確定拠出年金制度に移行したことに伴う退職給付制度改定損17億円などを調整しています。
以上の結果、営業利益は、前年同期比175億円(24.8%)増益の883億円となりました。
親会社の所有者に帰属する四半期利益は、税引前四半期利益の増益に伴い、前年同期比124億円(21.8%)増益の689億円となりました。