2025.04.28
企業

通期業績予想の修正に関するお知らせ

 2024年10月31日の決算発表時に公表しました2025年3月期の通期連結業績予想を下記の通り修正しましたので、お知らせします。

<IFRS(フル)ベース>

  1. 2025年3月期 通期連結業績予想数値の修正
    (2024年4月1日~2025年3月31日)
  2. (単位:百万円、基本的1株当たり当期利益は除く)

     

    売上収益

    営業利益

    税引前
    当期利益

    当期利益

    親会社の所有者に帰属する当期利益

    基本的1株当たり当期利益

    前回発表予想(A)

    485,000

    82,000

    81,500

    58,100

    58,000

    123円49銭

    今回修正予想(B)

    487,000

    60,000

    60,000

    51,000

    50,000

    106円46銭

    増減額(B-A)

    2,000

    △22,000

    △21,500

    △7,100

    △8,000

    -

    増減率(%)

    0.4%

    △26.8%

    △26.4%

    △12.2%

    △13.8%

    -

    (参考)前期実績

    502,672

    159,935

    163,734

    128,040

    127,977

    266円61銭

  3. 修正の理由
     売上収益は、ブリストル・マイヤーズ スクイブ社からの「オプジーボ点滴静注」に係るロイヤルティ収入が堅調に推移したことなどから、前回発表予想に比べ20億円増加の4,870億円に修正しました。
     営業利益は、アストラゼネカ社とのコ・プロモーション契約に基づき販売している「フォシーガ錠」の販売達成マイルストンを136億円計上したこと、デサイフェラ社の買収に伴い認識した棚卸資産の公正価値増加分の償却方法について在庫の払い出しの実態に応じて償却する方法に見直しを行ったことで償却費が前回発表予想比で70億円程度増加したこと、ONO-7018(MALT1阻害剤)の開発中止を決定したことに伴い無形資産の減損損失25億円を計上したことなどから、前回発表予想に比べ220億円減少の600億円に修正しました。
     親会社の所有者に帰属する当期利益は、税引前当期利益が215億円減少の600億円を見込む一方で、試験研究費の税額控除額の増加等により税金費用が140億円減少する見込みであることから、前回発表予想に比べ80億円減少の500億円に修正しました。

<コアベース>

  1. 2025年3月期 通期連結業績予想数値の修正
    (2024年4月1日~2025年3月31日)
  2. (単位:百万円、基本的1株当たり当期利益は除く)

     

    売上収益

    コア営業利益

    コア当期利益

    基本的1株当たり
    コア当期利益

    前回発表予想(A)

    485,000

    110,000

    81,000

    172円46銭

    今回修正予想(B)

    487,000

    113,000

    90,000

    191円63銭

    増減額(B-A)

    2,000

    3,000

    9,000

    -

    増減率(%)

    0.4%

    2.7%

    11.1%

    -

    (参考)前期実績

    502,672

    180,925

    142,545

    296円96銭

  3. 修正の理由
     売上収益は、IFRS(フル)ベースの売上収益に記載の通りです。
     コア営業利益は、売上総利益の増加等により、前回発表予想に比べ30億円増加の1,130億円に修正しました。なお、IFRS(フル)ベースの営業利益に記載の「フォシーガ錠」の販売達成マイルストン136億円、デサイフェラ社の買収に伴い認識した棚卸資産の公正価値増加分の償却方法の見直しによる影響額およびONO-7018(MALT1阻害剤)に係る無形資産の減損損失25億円は、コア調整項目として除外しています。
     コア当期利益は、試験研究費の税額控除額の増加等により税金費用が60億円減少する見込みであることから、前回発表予想に比べ90億円増加の900億円に修正しました。

    (注)上記の予想は本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成しており、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。

    (参考:コアベースの定義)
    コアベースの財務指標はIFRS(フル)ベースの財務指標から、当社事業の本質的な業績と関連がない項目や単年度の発生など一過性の項目を控除して算出します。
    調整項目には、買収や導入により獲得した無形資産から生じる償却費、減損損失、訴訟等による賠償または和解費用、災害による損失などが含まれます。